vix

クララ零式盗作騒動 Chapter-3(感想)

Lesson-3: yourself
お前が選んだのはどれ?

 vixでも多々「メンバーによる(あるいは事務所による)謝罪文」を取り上げますが、そのコメントの体裁や内容について呆然とすることがあります。最低でも「概要」「経緯」「取るべきアクション」くらいは表記されるべきですし、格調も・・・Псиが言いたいのは、こうした場合にバンドの公式サイトに告知が載らないこと、載ったとしてもお詫びの文章の中に事象を薄く混ぜた様な、なんだか判らない文章であることが多い、ということです。今回の場合、コマが日記でお詫びをしたのが問題なのではなく、コマが日記でお詫びをした「だけ」なのが問題なのだと思っています。バンドなり事務所なりのコメントがあった上でのメンバーの言い分、という形でなければ筋が通らないのではないかと思うのです。
 その意味では、(vixは基本的にネガティヴなコメントの溜まり場ですので、このコメントはある意味「逆」の立場のものといえますけれど)電気式華憐音楽集団のコメントは多分に「真っ当」なものだと思います。

 事象としては・・・ううん。盗作に対する議論(それも、両コンテンツの発売時期が近すぎるのが尚更)は勿論、ネタ元である18kゲー界隈がある意味特殊な環境であること(何から盗作しようと盗作は盗作ですが)、音源の配布方法が極めて限定的であるという2つの要因が、この話にどんな影響を与えるのかという点に興味があります。
 願わくば、クララ零式の公式サイトに謝罪文が掲載されて、その上で当事者間で話し合って決着を付けるという、誰が見ても真っ当な結末を望んでやみませんけれど。